ヴィクトリアマイル2021予想【追い切り後分析】武豊騎乗レシステンシアの不安要素公開!本命は追い切り(コース)併せ馬でリズミカルなフットワーク披露したアノ好調馬!
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2021年5月16日(日)
東京競馬11レース(15時40分発走)
第16回ヴィクトリアマイル(G1)
東京芝1600m 4歳以上牝馬定量
★ヴィクトリアマイル2021★
★追い切り情報★
※追い切り時計
内容はJRA-VANの調教動画提供サービスやスポーツ新聞から抜粋
1枠1番 マジックキャッスル(牝4歳 戸崎圭太 55kg)
12日(水):美浦W5ハロン67.1-51.9-37.9-12.2
グラヴィル(3歳未勝利)との併せ馬を敢行し、併走同入。格下のスパーリング相手を突き放すところまではいきませんでしたが、踏み込みの力強さが際立つフットワークでWコースを一気に駆け抜けていき、ラスト1ハロンを12.2秒にまとめていますから、右肩上がりの状態に差し掛かっているのは間違いありません。
1枠2番 シゲルピンクダイヤ(牝5歳 和田竜二 55kg)
12日(水):栗東坂路4ハロン53.8-38.9-24.8-12.1
単走馬なり。レース間隔が詰まっている中でキッチリと右肩上がりのラップを刻んだ点は好感が持てますけど、追い切りの道中で舌を出すなど、気ムラな面は相変わらずなので、アテにしづらい存在であることには変わりないです。
2枠3番 クリスティ(牝4歳 斎藤新 55kg)
12日(水):栗東坂路4ハロン52.9-37.9-24.2-12.0
単走馬なり。道中で頭の位置がやや高い状況でしたが、頭の位置が高いのはこの馬のクセなので、特に気にする必要はありませんし、鞍上が軽く促したところでトップギアに入り、ラスト1ハロンを12.0秒にまとめ、終いの反応の鋭さが際立っていましたから、デキ自体は申し分ありません。
2枠4番 イベリス(牝5歳 酒井学 55kg)
12日(水):栗東坂路4ハロン54.8-39.9-25.3-12.4
単走馬なり。キビキビとした脚さばきで坂路を軽やかに登板していましたから、デキ自体に不安はありませんけど、短距離向きの小気味いいピッチ走法なので、マイルよりも短い距離に出てきた時が狙い目になりそうです。
3枠5番 デゼル(牝4歳 川田将雅 55kg)
12日(水):栗東坂路4ハロン55.0-40.4-26.6-13.2
単走馬なり。ラスト1ハロンで13.2秒という終いの時計はやや不満ですけど、サラッと流す程度の軽い内容に留めていますから、多少時計が遅くなるのは致し方ない面がありますし、頭の位置をグッと下げ、重心を低く保った状態でスパッとキレる脚を繰り出す、という質の高いスパーリングを消化していましたので、状態面の不安はありません。
3枠6番 グランアレグリア(牝5歳 ルメール 55kg)
12日(水):美浦W6ハロン82.5-66.7-51.8-38.0-12.5
レッドサイオン(5歳障害未勝利)との併せ馬を敢行し、併走同入。藤沢和雄厩舎特有のソフト仕上げだったこともあり、終始馬なりの手応えを保つ形ではありましたが、道中でピッタリと折り合い、気難しい面を見せなかった点は好感が持てますし、伸びやかなストライドで終いに鋭い決め手を発揮する、という好調時の動きを再現することができていますので、過剰人気確実な情勢でも軽くは扱えません。
4枠7番 マルターズディオサ(牝4歳 田辺裕信 55kg)
12日(水):美浦W5ハロン68.7-53.9-39.7-12.5
単走馬なり。終い重点の軽い内容に留めたとはいえ、道中で気負う面を見せなかったところは好感が持てますし、スピード感たっぷりなキビキビとしたフットワークでWコースを軽やかに駆け抜けていましたから、好状態に仕上がっています。
4枠8番 ランブリングアレー(牝5歳 吉田隼人 55kg)
12日(水):栗東CW5ハロン66.2-51.4-38.1-12.7
単走馬なり。コーナーを回るところで少しモタつく場面こそありましたが、軽快な脚さばきが際立っていたのはもちろん、不良馬場だった前回の反応を感じさせない、程よい気合い乗りでエネルギッシュな動きを披露していたから、状態面の不安はありません。
5枠9番 テルツェット(牝4歳 M・デムーロ 55kg)
12日(水):美浦W5ハロン68.1-53.2-39.2-12.5
ハウエバー(7歳3勝クラス)との併せ馬を敢行し、併走同入。スパーリング相手と馬体をビッシリ併せ、程よい気合い乗りを保つことに重きを置いた形でしたが、気合いが空回りする場面は皆無でしたし、素軽さ満点のフットワークでWコースを元気いっぱいに駆け抜けていましたから、好調子キープという判断が妥当でしょう。
5枠10番 レッドベルディエス(牝5歳 石橋脩 55kg)
12日(水):美浦W5ハロン68.6-53.5-39.4-12.6
アロハブリーズ(5歳2勝クラス)&カンナリリー(3歳未勝利)との3頭併せを敢行。併走馬2頭の真ん中から一気に突き抜け、1馬身ほど併走先着を果たしています。3頭併せでも怯む素振りを一切見せていない点は好感が持てますし、程よい前進気配でWコースを軽やかに駆け抜けていましたから、一気の相手強化となる状況でも上位争いに食い込む可能性を感じさせる好素質馬だという印象を受けました。
6枠11番 ダノンファンタジー(牝5歳 藤岡佑介 55kg)
12日(水):栗東CW5ハロン68.7-51.3-37.7-11.9
単走馬なり。前向きな気持ちを上手くなだめながら…というスパーリングにはなっていますけど、馬なりの手応えだったとはいえ、ラスト1ハロンでキッチリと11秒台のハイラップを刻んだ点は好感が持てますし、四肢のバランスの良さが目立つ好内容の追い切りを消化していますので、グングン調子を上げているのは間違いないでしょう。
6枠12番 サウンドキアラ(牝6歳 松山弘平 55kg)
12日(水):栗東坂路4ハロン53.1-37.3-24.3-12.4
単走馬なり。メンバー唯一の6歳馬ではありますが、軽快なフットワークをフィニッシュ地点手前まで維持し続けた最終追い切りの内容を見る限り、馬自体は若々しい印象ですし、良い意味で一連の好調子をキープしているのは間違いありません。
7枠13番 プールヴィル(牝5歳 三浦皇成 55kg)
12日(水):栗東坂路4ハロン54.3-39.7-25.5-12.1
単走馬なり。鞍上が促したところで少し外側にヨレる面こそあったものの、右肩上がりのラップを刻んでいるように、フィニッシュ地点手前を通過するまでスピード感たっぷりな脚さばきをキープすることができていますので、高いレベルのデキを維持しているのは間違いないでしょう。
7枠14番 ディアンドル(牝5歳 団野大成 55kg)
12日(水):栗東坂路4ハロン55.5-39.2-25.1-12.7
ジョリーブレス(3歳未勝利)との併せ馬を敢行し、1馬身ほど併走先着。頭の位置が高めで気合い乗りが良すぎる形でしたが、追い切りで気負い気味になるのはいつものことなので、気にする必要はありませんし、タフな馬場だった前回のダメージを感じさせない活気十分な脚さばきを披露していましたから、デキ自体は申し分ありません。
7枠15番 アフランシール(牝5歳 大野拓弥 55kg)
12日(水):美浦W5ハロン69.0-52.6-38.5-12.9
単走馬なり。跳びの大きさが際立つ豪快な脚さばきでWコースを一気に駆け抜け、ラスト1ハロンを12.9秒にまとめる、というまずまずのスパーリングを消化していますけど、鞍上の手綱が引っ張られそうになるくらい、気合い乗りの良すぎる面が見られたので、レース当日のパドックでの落ち着きがカギになります。
8枠16番 リアアメリア(牝4歳 福永祐一 55kg)
12日(水):栗東坂路4ハロン51.4-37.4-24.6-12.5
単走終い一杯。コース主体の追い切りパターンだったこれまでとは異なり、今回は2週連続で坂路調教を取り入れ、最終追い切りは終いまでビッシリ追う形になりました。4ハロン51秒台のハイラップを刻んでいますので、デキ自体は申し分ありませんけど、終始外側にヨレ気味だったのが気掛かりです。
8枠17番 スマイルカナ(牝4歳 柴田大知 55kg)
12日(水):美浦坂路4ハロン53.9-38.6-25.1-12.0
単走馬なり。1週前追い切り(美浦W5ハロン65.4-49.4-36.7-11.9)で強めに追っているので、最終追い切りをサッと流す程度の軽い内容に留める、という陣営のジャッジは納得がいきますけど、好調時の動きと比較すると、トップスピードに乗るまでに時間を要している印象を受けたので、本調子には戻り切っていない、という判断を下したいです。
8枠18番 レシステンシア(牝4歳 武豊 55kg)
12日(水):栗東坂路4ハロン52.9-38.1-24.4-11.7
単走馬なり。引っ張りっきりの手応えで坂路をグングン駆け上がっていき、鞍上が軽く促したところでギアを入れ替え、ラスト1ハロン11.7秒の好時計をマークする、という上々のスパーリングを消化していますので、デキ自体は申し分ありません。ただ【●●●●●●●】がありますから、過信は禁物です。
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④人気 テルツェット 13.7倍
⑤人気 マジックキャッスル 21.6倍
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★展開予想★
ヴィクトリアマイルのステップレースで逃げる競馬を展開したイベリス&ディアンドルだけでなく、上昇馬のクリスティ、マイルであればハナを奪取するスピードを持ち合わせているレシステンシアなど、前々のポジションを確保したい先行脚質がけっこうそろっていますから、どの馬が逃げることになっても、極端な遅い流れにはならず、前半1000m通過57秒前後の平均速めのペースを形成し、末脚の確かさはもちろん、ある程度の持久力も問われる展開に持ち込まれるのでは?と予想しています。
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【●●●●●●●】
コース併せ馬の最終追い切りでリズミカルなフットワークを披露し、前回好走時の勢いを保っているだけでなく、更なるパフォーマンス上昇を予感させるこの馬を本命に抜てきします。今回はコース替わりの一戦になりますけど、2戦2勝の東京芝1600mに替わるのであれば、全く問題ありませんし、キャリアを積み重ねることで馬体に芯が入り、末脚の威力が一気に増強された現状を踏まえれば、初めて55kgの斤量を背負うところにも無難に対応してくれるのでは?と考えました。
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